第6回大会報告(IR)


第6回大会報告(IR)

第6回エステティックグランプリの大会報告をご紹介しております。

第6回大会総括

第6回大会理事長 奥村優之による大会総括をご紹介します。

第6回エステティックグランプリ総括

2011年4月、私は、東京(中野ゼロホール)で行われた第一回大会に、まだエステティックグランプリが何かもわからないまま、たった一人で観戦に行きました。そのとき、ステージで震える声でプレゼンをしているエステティシャン、指先が震えながら技術を披露するエステティシャンの姿を見て、とても感動したことを今でもはっきりと覚えています。それが、私とエステティックグランプリの出会いです。

エスグラは、大会はもちろん、勉強会の開催、横のつながりが少なかったこの業界に、サロン同士、エステティシャン同士が学びあい、エステティシャンを輝かせ、そして、業界の発展を願い、「共に学び、共に成長し、共に輝く」という理念のもとに、たった7人の創業メンバーから始まり立ち上がったものです。6年前、一人で観戦に来たときは想像もしませんでしたが、今期、理事長を務めさせていただくことになりました。

第6期は、テーマを「挑戦」と決め、全国の実行委員が一丸となって、様々な「挑戦」をしてまいりました。
その中でも、サロンオーナー同士の交流会である「明日グラ」を全都道府県で開催、コンプライアンス、知識向上勉強会も、より充実した内容で全国開催をしました。
また、昨年に引き続き、エリアファイナルを全7支部で開催し、関東・甲信越支部、中部・北陸支部では、これからの未来を担うフレッシャーズや学生の皆様にもっと活躍してもらいたいとの願いから、新しい試みとなる技術披露を行いました。サロンや学校、先輩、新人などの枠を越えて、素晴らしい学びの場となったのではないかと思います。

また、エステティックを一般の方にもっと知っていただく為、3月6日を「エステティックサロンの日」と制定しました。(一般社団法人日本記念日協会にて認定)
そして(2月14日)バレンタインデーから(3月14日)ホワイトデーまでをエステティックウィークとし、まだエステティックサロンにお越しなったことのない方に、エステティックをご利用頂くきっかけになる企画を実施しました。この取り組みは、業界7団体が団体の枠組みを飛び越え、業界発展のために取り組んだことであり、これもまた、業界の歴史を変える第一歩だと思います。


今、業界全体がやっていかなければならないことは、 エステティックを一般のお客様から選んでもらえる業界にすることだと思います

エステティックの市場規模は約3,500憶と言われていますが、興味はあるけど、まだサロンにいったことがない方が、全体の女性の60%いると言われています。もし、このお客様がサロンを選んでくださったなら、1兆円を超える市場規模になる可能性のある業界なのです。

今期(第6期)最大の「挑戦」は、グランプリファイナルを、日本全国、各地域を周り開催しよう!と決めた「決断」です。これまで関東で行っていたこの大会を、オリンピックが世界各国を回るように、各地を周り開催しようと決めました。そして、まず、最初に選んだ地がこの大阪です。

私自身が、グランプリファイナルを見たことが原点であり、観戦することで大きな勇気と希望をもらいました。だからこそ、全国の多くの皆様にこの大会を見てもらいたいと思っています。

先日、ある記事を見ました。
「消える職業、なくなる仕事」という記事です。
コンピューターの技術革新がすさまじい勢いで進む中で、これまで人間にしかできないと思われていた仕事がロボットなどの機械で代替えがきくようになっているからです。

でも、その記事にある、なくなる職業には、エステティックは入っていません。
エステティックは今後もなくならない仕事です。
エステティックはロボットには出来ません。エステティシャンはお客様を美しくして差し上げたいと本気で思う「人間」の想いがあって、はじめてできる仕事だからです。

また、先日、70代のエステティシャンの方の記事を読みました。
キャリアを積んでもまだ技術の向上を目指し、夢を持たれておりました。
本気になって取り組めば、世代を超えていくつになってもできる仕事、 それがエステティシャンという仕事です。

いつの日か、エステティックが、日本の女性の当たり前の美容習慣になり、美の文化となり、女性にとってなくてはならない必要とされる仕事となる、そんな日が来るのは近いと思います。

エステティック業界が本当に発展するためには、誰かが良くしてくれるという考えを捨て、

1人が100のことをやるのではなく、一人が今自分のできる1つのことをそれぞれの立場で責任を持って行うことが大切だと思います。

本日、第6回大会にお越しいただいた皆さんが、何かを感じ、気付いていただいたのならば、変わること、変えることは大変エネルギーと勇気がいることですが、まだ見ぬ自分の可能性に一歩踏み出し前進することが大切だと思います。
エステティックグランプリは、エステティックを愛する皆様とともにこれからも前進し続けます。

こうして、第6回大会を無事に開催できましたのは、エステティックグランプリの理念にご共感いただき、多大なるご支援をいただきましたサポーター企業の皆様、多くの学びの場をご提供いただいた先生方、素晴らしい技術披露、プレゼンを披露していただいたエステティシャンの皆様、1年間ともに挑戦していただいた全国の実行委員の皆様、そして本日会場にお越しいただいた皆様お一人お一人のお陰だと感謝でいっぱいです。
エステティックグランプリ理事、実行委員を代表いたしまして、心より御礼申し上げます。 誠にありがとうございました。

第6回大会 概算収支報告

収入 支出
実行委員会費(186名) 3,694,194円 支部運営費 3,018,519円
覆面調査費 10,213,044円
エントリー費 17,475,919円 広告宣伝費(製作・広報・印刷・出展費) 5,294,258円
関連グッズ売上げ 1,008,001円 関連グッズ(製作・仕入費) 2,848,975円
サポーター協賛金 35,400,000円 会場費(大会・会議) 8,555,272円
サポーターステージプレゼン 4,500,000円 イベント費(演出・設営費など) 10,456,939円
観戦チケット売上げ 9,735,584円 運営費(事務局委託費・外部委託費・活動費・送料など) 28,696,495円
その他収入 169,008円
小計 71,982,706円 小計 69,078,458円
合計 2,904,248円

※各支部で行われている地域勉強会の収支は含まない
※余剰金は第7回大会へ繰越し

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