1. エステティックグランプリHOME»
  2. エステ感動物語»
  3. 第8回大会»
  4. 2018年第8回エステ感動物語 エステティシャン部門 優秀作品賞

2018年第8回エステ感動物語 優秀作品賞

第8回エステティックグランプリのエステ感動物語 エステティシャン部門の受賞作品をご紹介します。

2018年第8回エステ感動物語 優秀作品賞「大切な気持ち」

ママのお仕事は、どんなお仕事なの?
娘の宿題で、聞かれました。ママのお仕事は、人を綺麗にするお仕事だよ。
質問は続きます。
何でこの仕事を選んだのか?友達にエステの仕事楽しいよと誘われたから。
この仕事のやりがいは?お客様が喜んでいる姿を見れる事。
この仕事で大切なことは?どんな時も笑顔で接すること、お客様のことをできるだけ沢山知っておくこと、毎回来ていただく度に感動してもらう事。
この仕事をやっていてよかったと思ったことは?お客様が「綺麗になった」と言ってくれた時、またお店に来てくれた時かな。
娘の質問に答えていると、お客様の笑顔や言葉が浮かびます。「今日もスッキリしたありがとう。」「あーやっぱり来てよかった。ここに来たら何と かしてくれると思って。生き返った!」「 ずっとサロンにいてね~!」
鏡で自分を写して笑顔で見る姿。私もお客様の姿を見て喜びを分けてもらう事が沢山ありました。
娘を妊娠して、エステは無理かな…と思っていた時に、「産む前ギリギリ迄いてね。」「産んだらいつ戻ってくる?半年??一年は困る~待ってるか ら早く戻ってきて。」と嬉しい言葉。
そして私は、お客様から頂いた嬉しい言葉のおかげで何年もこのお仕事を続けていられたのだと気付きました。
私がエステティシャンになったばかりの頃は、まだまだ技術も自信もなくて、人見知りの為、話すのも上手にできずに、一言も話せないお客様がいた り、ただ必死にお手入れをこなしていました。
長くエステに通われているお客様に、「本当に技術大丈夫なの?あの子にはお手入れに入って欲しくないわ。」と言われた事も。
自信がないと思った事も数回ではなかったです。
でもその度にフォローしてくれる先輩がいたり、練習に付き合ってくれる同僚がいたり、相談にのってくれる友人もいました。
断られたお客様に、「技術を磨いたので、是非またお手入れに入らせてあげて下さい。」とお願いしてくれた先輩もいました。
どうしたら、また来たくなるようなエステティシャンになれるんだろうか、お客様の立場に立って考えたら今までの考えが変わりました。
私だったらどうして欲しいか? どんな時に嬉しいのか?また来たいと思うか? どうしたら、お客様の上辺だけでなく本当の心の声が聞けるか?
ハッピーな時はよりハッピーに、辛い時でも大変な時でも来てよかったと思って帰って欲しい。必ず笑顔で帰って欲しい。
働きながら子育てする事で、親子二世代で通ってくれる方や、ブライダルエステ、妊娠、出産、子育てと、お客様のライフスタイルに寄り添えるよう になりました。
気が付くと20年通ってくれている方もいます。「通い初めて何年? 」「10年!! 早いね、怖いよ。」などの声をよく聞くようになりました。
本当に嬉しい声です。
最初から一人前ではなかった私。改めてエステティシャンとして大切な今の私の原点を思い出させてくれた娘に感謝です。
お客様との色々なやり取りを聞いていた娘が、質問した後に一言いってくれました。
ママのお仕事はとても素敵なお仕事だね。
最高の私の理解者が、最高の褒め言葉を最後に笑顔と共に私にプレゼントしてくれました。
私はあなたから学ぶ事はとても多い。
本当にありがとう。

お問合せはこちらから よくある質問

© since 2010 ESTHETIQUE GRAND PRIX All rights reserved.