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2017年第7回エステ感動物語 優秀作品賞

第7回エステティックグランプリのエステ感動物語 学生部門「未来のエステティシャン」の受賞作品をご紹介します。

2017年第7回エステ感動物語 最優秀作品賞「人を幸せにする仕事」

私がエステティックと呼ばれる職業に興味を持つ事ができた事には、ひとつのキッカケがあります。
私は小学生の頃からとても冷え性で悩んでいました。
特に冬はその冷えから極度に肌が爛れてしまったり、寒冷蕁麻疹などの症状が現れてしまっていた為冬は毎日6 袋もの漢方を服用していました。
中学生にあがり、成長するにつれて『浮腫み』と言う女性特有の悩みも身を持って実感してしまうようになりました。
私は足が浮腫んで太くなってしまう事が本当に嫌で、なんとか解決しようと『断食』と言う間違った方法を選んでしまいました。
1 日食パン1 枚と少しの給食だけしか口にしない生活を続けて1 ヶ月を過ぎた頃から、貧血で立ちくらみをしてしまう事が増え、2 ヶ月を過ぎた頃には私の体重は34kg になっていました。
そして私はついに、貧血で意識を失い倒れてしまいました。
病院で採血をすると私の血の濃度は、平均の3 分の1 しかありませんでした。
体重が増えてしまう事に恐怖を感じるくらいに感覚が麻痺してしまっていた私を、両親や友達はとても心配してくれました。
そんな出来事があってから私は、健康に痩せるとゆう事に興味を持ち、『エステティック』の存在を知りました
まずは三食きちんと食べる事とお風呂上がりにストレッチとマッサージを毎日続けました。
体重はほとんど戻ってしまいましたが母は、「不健康に痩せているより健康的な方が素敵だよ!」と言ってくれました。
高校生になってからはアルバイトでお金を稼いでそのお金を自分のために使う喜びを知りました。
そして初めて私は、エステサロンに足を運んでみました。
接客、施術、全てに対して私のことをとても丁寧に扱ってくださった事を今でも覚えています。
それから私は3 ヶ月に1 度くらいですがそのエステサロンに足を運んでいました。
「アルバイトを頑張った自分へのご褒美」
「少しでも綺麗になりたいデートの前日」
「失敗をしてしまって落ち込んでいる時」
どんな気持ちで足を運んでも帰る時には笑顔になれてキラキラした気持ちになれている事に気付きました。
そして初めて私は人を綺麗に、そして幸せな気持ちにする事ができるエステティシャンに憧れるようになりました。
特に夢がなかった私が、初めて母にエステティシャンをやってみたい!と相談しました。すると母は快く「いいじゃん!やってみなよ!」と私を専門学校に通わせてくれました。
そして現在は、専門学校でエステティックを学んでいます。
不安や期待がたくさんある中やっぱり女性である以上、綺麗になるための勉強は私にとってとても楽しいです。
まだまだ私は未熟ですが、自分自身を健康的に磨いてそして足を運んでくださる全てのお客様を笑顔にエステティシャンになりたいです。
何も考えていなかった私に初めて興味をもたせてくれた素敵な職業に感謝をし必ずいつか恩返しをします。

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