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2016年第6回エステ感動物語 優秀作品賞

第6回エステティックグランプリのエステ感動物語 学生部門「未来のエステティシャン」の受賞作品をご紹介します。

2016年第6回エステ感動物語 最優秀作品賞「夢見るエステティシャン」

私が「エステティシャン」という仕事に興味を持ち始めたのは、高校1年生の時です。旅行先のホテルでエステを受けて、癒しの空間に心が安らぎ、施述後の肌のつや・うるおいに感動した事がきっかけです。

 私は、高校2年生の時に、通っていた公立高校を辞めています。
ストレスで全身に湿疹ができてしまい、身体の調子が優れなく、学校に行かない日々が続きました。
17年間の人生の中で、初めての大きな大きな挫折であり、両親に泣きながら「学校を辞めさせて下さい」と頭を下げた事を覚えています。
その結果、通っていた公立高校を辞め、通信制の学校に編入する事になりました。

この挫折から立ち上がる事ができたのは、「エステティック」のおかげなのです。
一度参加したことのある山野美容芸術短期大学のオープンキャンパスに、もう一度、足を運んでみることにしました。
そこで受けたフェイシャルエステで、リラックスすることができ、前向きな気持ちになることができました。エステティックは「外見の美」だけではなく、「内面の美」の追求でもあることに気づかされ、「エステティシャンになりたい」と強く思うようになりました。

 時が経ち、今年の4月、期待に胸を弾ませ、山野美容芸術短期大学に入学しました。いままで受けたことのない授業に新鮮さ感じ、楽しくて仕方がなく、充実した日々を送っています。
 
 入学して2ヶ月がたった頃、学校の代表としてエステティックコンテストに出場することが決まりました。当初は「私でいいのかな」「やりきる事ができるだろうか」不安がたくさんあり、プレッシャーに押し潰されそうになった事もあります。
しかし、「上手くなったね」「気持ちが良かったよ」
モデルとして練習に付き合ってくれていた友達のそんな声かけが、私にとって大きな励みになりました。休みもなく毎日指導してくださった先生方、モデルとして練習に付き合ってくれたエステ専攻のみんな、家での練習台になってくれていた家族、多くの方々に支えられていたおかげで、練習に辛さを感じることなく、乗り越える事ができました。
コンテストでの結果発表で、私の名前が呼ばれ、表彰台に立った時、母が涙を流しているのが見えました。その瞬間たくさんの想いが込み上がってきて「どれだけの迷惑と心配をかけてきたのだろう」と考えさせられました。それと同時に、辛い時、くじけそうになった時、いつも支えてくれていた両親に感謝の気持ちでいっぱいになりました。

その一ヶ月後。
ボランティアで老人ホームの利用者さんにハンドマッサージをさせて頂く機会がありました。
初めてハンドマッサージを受けると言って、恥ずかしがるおじいちゃんやおばあちゃん。
終わった後に、「冥土の土産だ」「幸せだ」とそんなことまでおっしゃってくださる方、手を握りながら何度も「ありがとう。ありがとう」とおっしゃる方、表情が明るくなった方もいました。嬉しそうの表情や暖かい言葉を聞いて、私自身が幸せな気持ちになりました。
 
将来、たくさんのお客様に「ありがとう」と言われように、確かな技術とホスピタリティを身につけていきたいと思っています。
そして、支えてくれている家族・友人に最高のおもてなしをして、恩返しをしたいです。

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