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2017年第7回エステ感動物語 準優秀作品賞

第7回エステティックグランプリのエステ感動物語 学生部門「未来のエステティシャン」の受賞作品をご紹介します。

2017年第7回エステ感動物語 優秀作品賞「私が目指すエステティシャン」

私は今、美容学校でエステティックを勉強しています。ですが、私は元々美容の仕事に就こうなんて思っていませんでした。
やりたいことも見つからず、高校を卒業してすぐに就職なんてしたくない、大学へ進学して四年間もまた勉強したくないという我儘な理由で高校二年生の頃からフリーターになると勝手に決心し両親や祖母を困らせていました。
そんな中、高校三年生の夏に、バイトの先輩から「何か手に職をつけた方が絶対にいい」と言われ、渋々適当に美容学校を調べていたら偶然今通っている学校を見つけオープンキャンパスに二回程しか行きませんでしたが、なぜかこの学校に惹かれ、入学したいと思いました。
最初は両親に言い出すのをためらいました。なぜなら決して安いとは言えない学費を払ってもらうこと。どうせ進学するなら大学に行って違うことを学んでほしいと言われると思ったからです。
しかし、意を決して専門学校へ行きたいと伝えた時に二人とも、特に父がとても喜んでくれたのを今でも覚えています。
そうしてすぐに奨学金等や色々なことを、私のためならと必死になって調べてくれました。いつも急に進路を変更して困らせてきたけどその度に全力で応援してくれる両親のためにも、二年間専門学校で頑張ろうと思いました。
最初ネイルコースだった自分がエステコースに進むなんて想像もしていませんでした。
エステは高級で痩せさせるためだけのイメージしかありませんでしたが、体の内側からの美しさだったり、年齢を問わず人を癒す効果もあるんだと学び、私も自分の手で人を癒したい、笑顔にしたいと思いエステの道に進むことに決めました。
いざコースごとの授業になると、技術・知識など想像以上に覚えることが多く、やっぱり自分には向いてないんじゃないかと感じることが増え、やめたいと思うことが多くなっていきました。
そんな中、学校からデイサービスにハンドマッサージの施術等をするボランティアへ行きました。
何名か担当させてもらいましたが、数名の方が満面の笑みで「とてもリラックスできるわ。ほんまにありがとうね」と手を合わせてまでお礼を言っていただきました。
手順もよくわかっていない、決して上手いとは言えない私の施術でもこんなに喜んでもらえるのかと感動しました。
私は昔から自分が何かして人に喜んでもらえた顔がとても好きです。ボランティアに参加した時、より一層強く感じました。
その時にもう一つ「女性はいつまでも美を追い続ける」と思いました。
私も勿論、友達も母も祖母でさえ何かしら普段「美しさ」を意識して生活していると思います。
「ニキビやシミを改善したい。痩せたい」は誰でも感じていることだと思います。
しかし、私もですがそれを改善するための知識や技術はなかなか一人では揃いません。そんな人たちのために、今私が目指しているエステティシャンが必要だと思います。
綺麗になりたいと願う女性のお手伝いができるとても素敵な職業だと思います。
それでもまだニュースでも取り上げられてるからか、たまに「エステってブラックじゃないん?」と周囲から言われることもあります。
店の売り上げや利益も勿論大事です。でも私は、お客様に最後笑顔で帰っていただくことがとても重要だと思います。
将来エステティシャンとして働く時、知識豊富で技術も完璧なのは勿論、それらも含めてお客様が私に話を聞いてもらいたいと思って会いに来ていただけるような常に気配りができ、信頼ができるそんなエステティシャンになりたいです。
そして専門学校に行きたいと言った時、全力でサポートしてくれた家族、頑張れと応援してくれる友達、毎日一緒に学校で学んでる仲間、指導してくださる先生方。すべての人に恩返しができるように立派なエステティシャンを目指します。

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