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2016年第6回エステ感動物語 優秀作品賞

第6回エステティックグランプリのエステ感動物語 学生部門「未来のエステティシャン」の受賞作品をご紹介します。

2016年第6回エステ感動物語 優秀作品賞「夢見るエステティシャン」

私がエステティシャンを目指そうと思ったのは、小さい頃から美容関係のお仕事に興味があり、メイクアップアーティストや美容師やネイリストなどいろいろな職業に憧れを抱いていました。しかし、両親には保育士になってほしいと強く言われてきたため、美容関係のお仕事に就くことは諦めていました。
高校3年生になり、保育科のある大学に進む方向で話がどんどん進んでいきました。進路決定が進んでいくにつれ、やはり美容について学びたいという気持ちが大きくなり、自分で専門学校や短期大学について調べるようになりました。
調べていくうちにエステという道があることを知り、エステに興味を持つようになりました。
私は人を美しくしたい、その人を美しくして笑顔になってもらえるような仕事をしたいという気持ちから美容関係の仕事に就きたいと思っていました。
エステとは、美容の中でも土台となるようなものなのではないかと考え、エステティシャンになりたいという気持ちが芽生えました。私のエステティシャンになりたいという強い意志に両親もようやく美容業界に進むことを承諾してくれました。
短期大学のエステコースに進むことが決定し、自分の好きなことが出来るということにとてもわくわくしていました。しかし、入学式の直後、私は事故に遭いました。車にひかれてしまい、腰骨を折ってしまったのです。
入学してから一度も授業に出席することはなく、入院という形になりました。私は悔しくて何度も何度も泣きました。
リハビリにも耐え、退院できたものの、クラスのみんなとは既に差ができていて、辞めた方がいいのかなと何度も思いました。
自分が思っていた以上に授業は進んでいて、内容も思っていた以上に難しいものでした。正直、腰も痛いし無理にエステに進む必要はないんじゃないかと良くない考えが脳裏に浮かび、逃げ出したくなることもたくさんありました。
しかし、友人からの励ましや支えがあったおかげで、腰の痛みにも耐えながら学校に通い、なんとかみんなに追いつくことが出来ました。
でもやはり後遺症として痛みが残ってしまい、私はエステティシャンとして就職することは出来なくなってしまいました。
それでも学んだことを無駄にはしたくなかったので、サロンの受付として働きたいと思い、無事内定を頂くことが出来ました。
しかし、私はいつかエステティシャンとして働くことができることを夢見ています。
私は両親をなんとか説得したことでエステコースに進むことができたのに、事故で台無しにしてしまいました。私もショックでしたが、両親もきっとショックだっただろうと思います。
自分のためにも両親のためにも、必ず夢を叶えます。今はエステに携わることが出来れば幸せですが、いつか必ず腰を完治させ、自分の手でたくさんの人を笑顔にしたいです。
今は、そのいつかのために耐える時だと思います。今出来ることはただ勉強に励むことだけだと思うので、自分の将来のためにも地道に一歩一歩頑張っていけたらと思っています。  

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