第7回大会報告(IR)


第7回大会報告(IR)

第7回エステティックグランプリの大会報告をご紹介しております。

第7回大会総括

第7回大会理事長 奥村優之による大会総括をご紹介します。

第7回エステティックグランプリ総括

『夢や誇りをもったエステティシャンが日本を美しくする』をスローガンに。
『共に学び 共に成長し 共に輝く』を理念に。。。
たった7人の創業メンバーで始まった、エステティックグランプリの第一回大会が 2011 年2月、東京中野ゼロホールで行われました。
その大会観戦がエステティックグランプリと私との初めての出会いであり、原点です。

第一回大会観戦がきっかけで、その後、関西支部で行われた、地域勉強会に参加しました。
その時、講師を努めていた方が、何年もかけて構築されたであろう、自社の取り組みを惜しみなく発表されている姿、忙しいであろう、エステティック経営者がボランティアで運営をされている姿を見て、自社の事しか考えていなかった自分を恥ずかしく思い、いてもたってもいられず、実行委員になりました。

その当時、私自身がサロン経営に悩み、迷っていたことを、はっきり覚えております。
時の経つのは早いもので、そんな私が第6期、第7期の理事長を努めさせていただきました。
創業時から変わらぬ大切な思いや、これまでの素晴らしい取り組みを継承し、更によくするため、全国の実行委員の仲間と頑張って参りました。
そして今日、第7期の集大成となる大会を開催できましたこと、エステティックグランプリの理事、実行委員を代表いたしまして感謝申し上げます。
ありがとうございました。

第7期は『前進』をテーマに、創業から変わらぬ理念を継承し、今、業界が抱えている問題を考え、『1人が 100のことをするのではなく、100人が今自分に出来る1つのことを責任持ってやる』を合言葉に全国の実行委員の仲間と1年間活動して参りました。

今期の活動内容の1つ目は、日本のエステティック業界の底上げと地域活性を目的とし、昨年の大阪に続き、初の名古屋大会開催。
また今期で3回目となるエリアファイナルも、エリアサポーター制度の導入で、異業種の地域企業樣とのコラボレーションもあり、過去最高となる2213(数は、ガイドブックを確認し合わせてください)名の来場者数を記録しました。
2つ目はモニター調査の質の向上を目的とし、今まで上限を決めていなかったエントリー数を500サロン限定としました。まだ課題は多いと思いますが、これからの良いモニター調査に繋がる取り組みとなりました。
3つ目は一般消費者へ エステティックグランプリの知名度を上げる目的として、モニター調査員から好評価を得たサロンに寄与される『CSマーク 』の訴求、また、エステティシャンが憧れの職業となり、より認知されるよう『第一回エステティシャン総選挙』を実施いたしました。
4つ目は未来のエステティシャンの育成を目的にとして、全国5箇所のエリアファイナルで学生・フレッシュエステティシャンの技術披露を実施することができました。
また『高校生向けエステティシャン1日体験』を中国四国支部が実施しました。

それらの活動を1年通して感じることは、本当に今、業界全体がやっていかなければならないことは、エステティックグランプリがどうこうではなく、私たちの大切なこの業界がお客様から選んでもらえる業界になることだと思います。
エステティックの市場規模は3500億円と言われておりますが、興味があるのにエステティックに来たことがない方が、全女性の約60%とも言われています。もし、この方々がエステティックを選んでくださり、来ていただけたとしたら、間違いなく1兆円の市場になるのです!
こんな大きな可能性があるのがエステティック業界なのです。

この素晴らしいエステティック業界を担う学生の皆さんが、200名ほど観戦に来ていただいてます。
学生の皆さんにも、皆さんにしかできないことがあると思います。
共にエステティックを愛する仲間として、頑張っていきましょう。そしてエステティシャンを仕事に選んだことに、夢と誇りをもって、明日からも頑張ってください。
そして何年か後に、このグランプリファイナルのステージで輝いてくださることを楽しみにしております。

頑張ってくださいね!

近年ではコンピューターやロボットの技術革新が、すさまじい勢いで進んでいますが、エステティックはこれから未来、絶対になくならない仕事です。
なぜならエステティックは「ヒト」であり、「真心」が必要だからです。
知識や技術はもちろん大事ですが、それだけではありません。エステティックは「手」を通して、その人の思いや考えていること全てが伝わってしまいます。だから「人」として成長していかなければならないのです。
このエステティックという仕事を、本気で取り組み、努力し、自己成長をやめないエステティシャンが増えれば増えるほど、エステティシャンの地位を向上させ、エステティック業界も発展していくのです。そんな日が来るまで、「共に学び、共に成長し、共に輝く」エステティシャン、一人ひとりが輝くことが、エステティック業界の輝く未来につながると確信しております。

私は今日、この大会総括が理事長としての最後の仕事です。
理事長を努めさせていただいた2年間、歴代理事長から受け取った大切なバトンを何度も、何度も、落としそうになりました。
その度に支えてくれたのは、全国で共に活動して来た仲間たちです。
このエステティックグランプリのバトンは、エステティックを日本中の女性から選んでいただき、女性にとって当たり前の美容習慣になるまで、繋いでいかなければならないのです。
今日お越しの皆様にも大切なバトンを繋いでいただきたいと思っています。
エステティック(この)業界が良くなる為の近道はありません。
地道ではありますが、私達が行っている活動を継続することが大事だと思います。
そして今期、一年間の活動を見てきて、たくさんの『前進』を感じました。
一つ目は、今回のモデルサロン・プレゼンテーション、ステージに立たれた3サロンは、第一回大会から、エントリーされ、お客様に満足していただく為に、7年間あきらめずに向き合い、取り組み続けたサロン様でした。本当にうれしく思います。
二つ目は、全国のエリアファイナルを回っていて、あるエステティシャンの方から声をかけてもらいました。その方は数年前の決勝大会を見て、エステティシャンを真剣に志し、この日のエリアファイナルのステージに立てたとのことでした。これも、前進です。
そして三つ目は、三年前のエリアファイナルで、おかあさんの技術披露を応援に来た、当時高校生のお嬢さんが、フレッシュエステティシャンとして、今年のエリアファイナルで技術を披露されていました。
これも、前進です。
来年、5年、10年、20年ののち、きっと今日お越しの皆様の中で、エリアファイナルで技術披露をする方や、グランプリファイナルのステージに立つ方がいらっしゃるはずです。そして7年前の私のように、理事長のバトンを受け取る方も必ずいらっしゃると思います。

その時に、たぶん色の黒い理事長が一生懸命話していた大会に来たのがきっかけで私はエステティックグランプリを知りました………とあいさつをされていることでしょう。
その時は、ぜひ私を、第一回大会の東京中野ゼロホールと同じ、最前列の席に招待してください。

今日、この大会を以って、私は、次期理事長の三谷にバトンを渡します。今後は、100人の中の1人として、この業界に感謝をし、自分の出来る1つのことを、責任持ってやり続けることを誓います。

本日、お越しいただい皆様が、この会場を後にした瞬間からエステティックに夢と誇りを持ち、それぞれが目指す未来に向かって、それぞれの『前進』を頑張ってください。そして、さらに大きな『希望』を抱いて頑張ってください。

最後になりますが、第7回大会を無事に開催出来ましたのは、エステティックグランプリの理念にご共感いただき、多大なるご支援をいただきましたサポーター企業の皆様、エステティシャンに学びの場をご提供くださった先生方々、素晴らしい技術披露、プレゼンを披露していただいた、出場サロンの皆様、エントリーをしてくださった皆様、1年間、共に活動していただいた全国の実行委員の仲間たち、そして本日、観戦にお越しいただいたすべての皆様。

エステティックグランプリ理事、実行委員を代表いたしまして、心より御礼申し上げます。

本日は、誠に………ありがとうございました。

第7回大会 概算収支報告

収入 支出
実行委員会費(173名) 3,583,333円 支部運営費 3,259,259円
覆面調査費 8,269,870円
エントリー費
(モニター調査・エステティシャン総選挙)
14,262,676円 広告宣伝費
(制作・広報・印刷・WEB サイトなど)
4,317,209円
観戦チケット売上
(エリアファイナル・グランプリファイナル)
9,272,962円 関連グッズ
(テキスト・DVD・ポロシャツなど)
1,889,682円
サポーター協賛金
(エリア協賛・総選挙協賛・ステージプレゼン含む)
37,574,074円 会場費
(大会会場・会議室など)
6,352,441円
その他 518,474円 イベント費
(演出・設営・備品など)
15,254,607円
運営費
(事務局費・外部委託費・活動費・送料・交通費など)
25,321,802円
小計 65,211,519円 小計 64,702,870円
合計 546,649円

※各支部で行われている地域勉強会の収支は含まない
※余剰金は第8回大会へ繰越し

 
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